乗り物酔いの予防・対策

酔いを予防するための方法や対策を紹介します。

楽な服装をする

身体をしめつけるような服装はさけて、なるべくゆったりとした楽な服装にします。

空腹を避け、食べすぎ・飲みすぎをしない

お腹がすいているときや、食べすぎ・飲みすぎのときには普段は酔わないような人でも酔いやすくなります。適度な食事をとることが大事です。

「酔わない」という気持ちを持つ

「自分は酔いやすい」という暗示をもっていると、実際に酔いやすくなってしまうこともあります。「自分は酔わない」という暗示を持ちましょう。

読書やゲームは避ける

本を読んだり、ゲームをしたりといった下を向くことは避けます。またこれらは視覚の乱れがひどくなるため、酔いを余計に促進します。

睡眠をしっかりとり、体調を整える

睡眠不足や体調不良のときには乗り物酔いをしやすくなりますので、前日にしっかりと睡眠をとり、体調を整えます。

新鮮な空気を取り入れる

車内のよどんだ空気を換気して新鮮な空気を取り入れることも大切です。エアコンにたよらず、窓を開けて換気を行いましょう。ただし排気ガスがひどい場合には、気分が悪くなることもありますので、タイミングをみて換気する必要があります。

できるだけ遠くを見る

窓の外のできるだけ遠くを見るようにします。これにより視覚に乱れが少なくなり酔いにくくなります。

揺れの少ない位置に座り、楽な姿勢を保つ

同じ乗り物であっても座る位置によって揺れ幅は異なります。できるだけ揺れや振動の少ないところに席を取りましょう。乗り物ごとの揺れの少ない位置は以下の通りです。

  • 乗用車 ・・・ 前の助手席。
  • バス  ・・・ タイヤの上は振動が大きいので避け、前輪と後輪の中間に乗車する。なるべく進行方向を向いて座る。
  • 電車  ・・・ 進行方向を向いて、なるべく車体の中央に乗る。
  • 船   ・・・ 電車やバスと同様に中央に乗る。
  • 飛行機 ・・・ 主翼近くの座席が比較的、ゆれが少ない。長時間乗る場合には適度に身体を動かす。

酔い止め薬を乗車30分~1時間前に飲む

酔い止め薬を飲むのも効果的です。酔い止め薬については次のページをご覧ください。